富山は細長い島国日本のほぼ真ん中。剱・立山連峰の三千m峰を仰ぎ、水深が深く豊富な魚介類に恵まれた富山湾を囲む地形から豊かな自然と文化が育まれています。

スイス・ドイツ、オーストリア三国に囲まれたボーデン湖は、欧州の大河ラインの上流、各国が協力し互いの文化を尊重し合いながら暮らす世界でも稀な国境地域です。

東西両地域のまったく異なる自然や文化を比較しながら、ギャラリーを楽しんで下さい! Viel Spass! Enjoy photos!(写真はランダムに並んでいます。さて、どれがどこ?)

記号 A=オーストリア CH=スイス D=ドイツ J=日本(富山)

①標高750m馬場島付近から眺めた剱連峰・・「試練と憧れ」の碑文の立つ登山道入口から標高2999m剱岳へと急登する早月尾根は健脚上級者向ルート。 ②日本一の落差350mを誇る称名滝・・人気のアルペンルートのバス車窓で遠くに望める滝。雪解時だけ現れるハンノキ滝もわずかに流れが(秋撮影)。 ③富山平野の東端に位置する上市街からの剱立山連峰遠望 ①~③=J 

④前アルプスの主峰ゼンティス・・標高2502m、富士山のようにスイス山岳気象の拠点。スイスで過去最深の雪が記録された山でもある。 ⑤ボーデン湖畔ローマンズホルンから見たゼンティス・・湖の南岸ほぼ中央に突き出た人口約1万の町。教会尖塔の後方に美しいゼンティスが見える。 ⑥欧州最大ラインの滝・・ボーデン湖からライン河へと流れた水が一気に流れ落ちる。中央の岩には観光船で上陸することもでき、スリル満点! ④~⑥=CH 

⑦現役で活躍するボーデン湖の蒸気船・・・夏の間三国の船がボーデン湖を闊歩する。中でもオーストリア船籍の蒸気船は懐かしい汽笛を響かせ旅情を誘う。 ⑧射水市にある帆船海王丸(公園繫留)・・1930年商船学校練習船として進水、地球50周に相当する航海を行った。 ⑨ドイツ側から見たゼンティス・・南ドイツでは古来「シュヴァーヴェンの海」と呼ばれたボーデン湖。ゼンティスの眺望はまるで自分たちの国の山のよう!?に湖岸のクレスブロンでは町のシンボル。 ⑦=A ⑧=J ⑨=D

⑩ハイデンにある長崎の鐘・・赤十字創始者H・デュナンが晩年を過ごしたハイデンは登山電車で湖岸から約20分の保養地。鐘は長崎大学医学部有志が寄贈し、博物館では投下当時の様々な記録が展示されている。 ⑪森の中のインビスの人気ステーキ・・ ローマンズホルン周辺の人々の憩い場として人気の高い広大な散策の森には、今では自然保護や火災防止の観点からスイス国内でも許可されない森の中に夏場レストランがオープン。 ⑫大富豪の米蔵を利用した地ビールバー・・チェコとスロバキア人が岩瀬浜で経営。ビールもサイドメニューも米蔵の中なのに本場欧州の味に大満足! ⑩⑪=CH ⑫=J

⑬日本海文化圏を象徴する北前船・・北海道から日本海を巡り、瀬戸内海をまわって大阪へ。船を使った物流が各地で花を開かせていました。海に囲まれた島国、今でもあったら日本が変わる? ⑭ボーデン湖名物のこくちますのフィレ料理・・近年漁獲量が減ってますます貴重な味に。写真はドイツ側のレストランで提供されたルツェルン風。 ⑮上市郊外の人気店八笑のせいろ・・海苔も不要なほど蕎麦の味が最高の二八そば。天ぷらもあつあつさくさく! ⑬=J ⑭=D ⑮=J